ボディケアとマッサージの違いは？それぞれの特徴を紹介

2024.01.12

ボディケアを受ける女性
インターネットでボディケアを調べると「マッサージ」という言葉がよくでてきます。
ボディケアとマッサージ。この2つは同じようで、実は少し異なります。
それぞれどのような特徴や違いがあるのでしょうか？当記事で紐解いていきましょう。

ボディケアとは？

ボディケアサロンのアロマキャンドル
ボディケアとは、身体のコリや痛みといった不調にアプローチする施術です。
リンパやツボを刺激することで、心身の健康や美容を目指します。ポイントは、体だけでなく心もケアする点です。
リンパやツボへの刺激を通じて、交感神経の興奮を抑え、副交感神経が優位になります。これにより、緊張や不安、怒りや悲しみなどの様々な感情の緩和が期待できるわけです。
また、ボディケアには大きく分けて「もみほぐし」「整体」「台湾式リラクゼーション」の3種類あります。
美容を目指した「もみほぐし」、「疲れ」に特化した整体、治療に近い「台湾式リラクゼーション」。これらを組み合わせた独自の施術を行うサロンも近年増えています。

マッサージとは？

マッサージとは、病気になった人の治療が目的です。そのため、症状を治すために、体重をかけるなどして痛みを感じさせる行為も可能になります。
また、マッサージを行えるのは「あん摩マッサージ指圧師」と「医師」のみになります。
あん摩マッサージ指圧師は「按摩（身体を揉んだり叩いたりして、肩の凝りなどを直す）」「マッサージ」「指圧」の施術ができます。
体の痛みや疲れなどの症状に専門的にアプローチする施術といえましょう。

マッサージとの違いは？

AとBを比較する人形
ボディケアとマッサージの最大の違いは、それぞれの目的にあります。マッサージは「治療」を目的にしていますが、ボディケアは「健康維持」や「病気の予防」を目的にしたリラクゼーションです。
また、施術の受け方にも違いがあります。
マッサージは、施術内容によっては服を脱いだ状態で行えるものもありますが、ボディケアは着衣で受ける形になります。
着替える手間を考えると、ボディケアの方が、素肌を出したくない人や忙しい人でも気軽に受けることができるでしょう。